ぼく、Booがなぜ日本に来たか、お話ししようと思います
 
    2000年秋。パパが中国の西の果ての町・カシュガルで可愛いワンちゃんを見まし
   たら、欲しくなりそのワンちゃんを300元で買いました。種類はペキニーズです。
    そしてチベット語でBooと名づけそのワンちゃんと共に崑崙を超えて、神聖なカイ
    ラスと いう山に行きました。5000m以上の尾根です。崑崙越えは凄く苦しく、ラサ
      についたのが 3週間後でBooはへとへと。すっかり痩せて小さくなってしまいまし
      た。でもラサで養して元気になったころ、成都へ飛行機に乗ることになりました。
   さて空港で、Boo飛行機にることができず、ここでお別れ、パパは空港の職員
    の女性に仕方がなくあげました。
実はそれが一代目のBooなんです。ぼくはだから、二代目なのです。
                             
さて、ワンちゃんと別れたパパは、ぼくのいる成都の市場にやってき ました。ぼくは3 匹兄弟で、2匹残って売られていたのですが、あれこれ考えて幸いにぼくを買ってくれ ました。300元(当時4,500円)です。そして成都の郊外の博物館などを一緒に回った後、列車で北京に向かいました。列車が初めてで少し酔って車内で吐いたりもしましたが、北京で数日過ごし、検疫所や空港事務所で渡航手続きをして、日本航空でごパパと一緒に隣の座席にバッグから顔を出して、スチュワーデスさんと遊びながら、関空に来たわけです。生後2ヶ月でした。検疫所で、規定により3週間は検疫所に本来は預けられるのですが、どういうわけかパパはぼくを家につ れていくことができたのです。不思議!
       Two Boo 
 
    
 
 
 
 
 
 
    一代目Boo    現在のBoo     
 
 
  2匹の中からぼくを選んでくれたけど、弟は今頃どうしているかなあ。
ぼくと同じように幸せに暮 らしているといいんだけど・・・。
 ラサにおいてきたBooの一代目に、パパは2年後に会いました。とても元
    気にしていて、お姉さんとも幸せそうで嬉しかったそうです